TEDxHokkaidoU2017 登壇者が公開されました

Facebookで先行して公開されていましたが、全ての登壇者が公開されました。

箱山 昂汰さん(Kota Hakoyama)


北海道大学医学部医学科4年生
1993年愛知県名古屋市生まれ。私立東海中高出身。
中学2年生のとき学内の行事を利用し、自転車で世界一周した石田ゆうすけさんの講演会を企画。以降世界に憧れを持つようになる。
大学進学の際に世界を飛び回ってなおかつ目の前の人をハッピーにできる仕事を模索した末、医学を志す。北大入学後、国際医療に関する学生団体に参加する中で母子保健に興味を持つ。
その一方で中2の頃からの夢である世界一周をすべく、2015年2月から思い切って2年間休学。せっかくなので自分だけのスペシャルな旅をしたいと考え、興味のある母子保健を盛り込むことに。思案を重ねた結果、妊婦体験ジャケット(臨月の妊婦さんのお腹の重さを疑似体験できる)を現地で出会う男性たちに着けてもらう旅をひらめく。「お母さんに優しい世界をつくる」を目標に、468日間で43か国を巡り、合計1070人の方に妊婦体験してもらう。世界一周後はママチャリで日本一周し、同様に妊婦体験をひろめる。
現在は北大病院で実習に励みつつ、部活で登山をするなど、学生生活を満喫している。
男子学生が妊婦さんの視点で世界一周という非常におもしろい試みを成し遂げた箱山さん。男性の方、お母さん、それぞれの視点は違うと思います。みなさんは箱山さんの経験やアイデアを聞いてどう感じるでしょうか?
以下のリンクから、箱山さんが受賞された第12回「旅と平和」エッセイ大賞の作品がご覧いただけます。
http://peaceboat.org/19508.html


櫛野 展正さん(Nobumasa Kushino)


日本唯一のアウトサイダー・キュレーター
1976年生まれ、広島県福山市在住。
岡山大学教育学部卒業後、知的な障害のある人たちの福祉施設に入職。就職後より福祉施設で暮らす障害のある人たちへ表現活動のサポートを始める。
2012年より広島県福山市鞆の浦にある「鞆の津ミュージアム」でキュレーターとして展覧会の企画などを担当。ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動が注目を集める。
2016年4月より独立し、同市でアウトサイダー・アート専門ギャラリー「クシノテラス」をオープン。社会の周縁で表現を行う人たちに焦点を当て、“自撮りおばあちゃん”として話題の西本喜美子さんなど様々な表現者を紹介する取材を続けている。近年は展覧会の企画だけではなく、表現者の元を参加者と訪問する「現場訪問ツアー」にも力を入れている。
近著に18人の表現者の生き様とアートを紹介した『アウトサイドで生きている』(タバブックス)がある。
創作活動のこだわりから見えてくる、経済にも教育にも縛られないその人自身の生き方を櫛野さんは何通りも知っています。みなさんにとって「当然でなかったこと」が「当然のこと」になるきっかけとなれば幸いです!


丸谷 知己さん(Tomomi Marutani)


北海道大学大学院農学研究院特任教授
「流域砂防学」が専門。地球表面の土砂や水の振る舞いとそれによる自然災害を相手にしている。不思議なことがあると、とことん原理までさかのぼり理解しないと我慢できないので、わからないながらも様々な分野をかじる癖がある。昔から人間は結局どうなるか知りたくて、生命や人間について勉強しようと思った。色盲のため生物、化学、物理系には進めず、当時は色覚を問われなかった農学部に進学。そこで、地学系の研究である砂防学に出会う。いくつかの大学を経て、現在は北海道大学で教鞭を執っている。研究現場は主に野外、世界中の山や川、そして災害現場。様々な器械を携えて水や土砂、地形などを観測する。野外調査で山に分け入り、川の流れに足を浸し、地球の秘密や人間の未来を考えるときが至福の時間。
大事にしたいことは、自分の考えを根こそぎひっくり返す勇気。
まさに今年のテーマである「Яеbirth」を体現しているかのような半生を過ごされた丸谷先生。
どのようなことが語られるのか、ワクワクしますね!


アッスィ・アルガザリさん(Assi Alghazali)


ライター
1992年シリア・ダルアー県生まれ。2009年ティシュリーン大学入学。土木工学を専攻する。
大学3年時、アサド政権の政府軍と反政府勢力の武力衝突が発生し、シリア国内が内戦状態に陥る。戦火から逃れるため、2014年に家族とともにサウジアラビアに亡命し、1年半滞在。その後2015年6月に来日する。
あるとき、苫小牧西高校の教師である友人から生徒に講演の依頼を受けたことから、苫小牧西高校で講演を行う。これをきっかけに、世界中の難民の現状、お互いに助け合うことの大切さなどを伝えるために、シリアやシリア国内の内戦、各所の難民についての講演を、札幌学院大学、札幌開成高校をはじめとする苫小牧、札幌の各所で行っている。
現在はライター、翻訳活動など、様々な活動を行っている。
日本の厳しい難民受け入れ態勢を潜り抜けてやって来られた方です。日本ではそうそう耳にできないようなお話に乞うご期待!


国本 利文さん(Toshifumi Kunimoto)


YAMAHA 研究開発統括部、情報科学博士
1957年に札幌で生まれる。1980年北海道大学工学部卒、1982年同修士卒、2017年博士卒。修士論文、博士論文ではARMAディジタルフィルタの設計問題を扱う。1982年にヤマハに入社、エレクトーンなどの電子音源開発の部門に配属となる。その後、様々なディジタル信号処理技術開発を通じ、多数の電子楽器、プロ音響機器の開発に携わって来た。その中でもヴァーチャルアコースティックシンセサイザーVL1やエレクトリックピアノCP1の開発が広く知られている。また、学生時代はロッキンF(立東社)などの雑誌媒体で、ギターアタッチメントなどのオーディオ機器の製作記事を執筆していた。2011年からヤマハ㈱の研究開発センター長、2016年からフェローを歴任、現在に至る。
学生時代に研究した技術をそのままご自身のシンセサイザー開発に応用するということを成し遂げた国本さん。研究者としての真髄やいかに!